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2018-10

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旗袍あれこれ

 今年の夏は殊の外厳しい日が過ぎて行きました。ようやく昨日今日は風もあり、気温も下がっています。
 夏は生徒さんも毎年お休みして頂いています。
 マンションの西向きの部屋は冷房が出来ません。狭い部屋で相対で過ごしますから夏はとても無理です。
 時々仲良しさんでお見えになることもありますが、普通は生徒さんは一人です。
 細かい処も良く見えますし、訂正も直ぐに出来ます。

 夫が良く教えられるな~と言いますが、確かに歳からすればそうかも知れません。
 ですが何とか教えることは出来ます。指先の衰えはどうしようもありませんが、言葉で補っています。
 思うに何故教えられかと言えば、テキストを作ったからでしょう。
 
 最初に教えると決まった時、テキストを作りました。
 直接布に印を付けて裁断すると言うテキストは探してもなく、自分のノートを頼りに試行錯誤して作りました。

         テキスト

 このテキストは基本の基本と言えましょう。初めての方にも分かるように作っております。
 布地に直接製図をして裁断して行きます。
 私は女学校の被服と言う授業は大嫌いで逃げ回っておりましたので、間違いばかりしておりました。
 そこで生徒さんが何処で間違うかが良く分かります。
 その所に来ると目を離さず見て行きます。
 テキストでの裁断は実際の姿と違い過ぎてはいけませんから、標準の体形の7分の1に縮小して示しております。

       袖なし裁断

 これは初めて裁断した方の手元です。チャコで描いて裁断して行きます。
 中国の昔からの裁断では水糸と言う方法ですが、そこまではプロでない私も出来ません。
 
 最初の一枚は必ず着られるよに縫って貰います。その初めての旗袍を身に着けた生徒さんの顔は輝きます。
 これは年齢、体形に関係なく、誰もです。
 この一枚を着ることで多くの生徒さんが続けて習って下さったのだと思いますね。

 最近色々と思い出しております。涼風が本格的なりましたら、ぼつぼつ生徒さんもお見えになることでしょう。

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旗袍あれこれ

 突然友人から電話が掛かって来ました。昭和19年から長く付き合っています。
 彼女は昼間は忙しく、長電話は余程のことがない限り掛かって来ません。
 電話は老人になったと言うのですね。
 彼女はかねがね断捨離なんて良く言っており、私を戸惑わせていました。
 着物を整理していたら、私が作って上げた旗袍が出て来たので、それを着た姿を私に見せたいので、写真に撮って貰い、送りますと言うのです。
 送ると言っても面倒になったら送らないかもと言うのです。これは良くないですよ。
 そこで私はそんないい加減な。あなた自分の言葉に責任を持ちなさいよと強く言いました。
 その所為か今日届きました。86歳とは思えない良いスタイルです。その写真を撮って呉れた若い女性はその旗袍を欲しいと言うので上げたわよと言うのです。
 それは良い事ですね。
 多くの女性が一度は着て見たいと言うのが旗袍なんですね。旗袍=チャイナドレスです。

 私も何枚も手元にあります。全く手を通していないものから、一回しか着ていない物。ロングのドレスや豪華に手を掛けた物等々。
 色々とあります。でも着る機会は減っています。

 私も小柄でやや肥り気味の方に差し上げたいと思っております。

          高齢者の旗袍

 これらは私が教えている伝統的な上海仕立ての旗袍です。写真は共同通信が取材して下さった時に写した随分前の物です。
 どれも派手さはありませんが、街着として良いと思っております。

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チャイナドレスは素敵だ 135

 生徒さんも何かと忙しいようで、手持ちの生地が沢山あるようですが、少し作るのから離れますと忘れることもあります。
 出来るだけ継続して行きたいと思っている方は、時間を見てお見えになります。
 今日は紐ボタンの頭の部分の絞めかたを確認。
 上着に付けるボタンの本数を決めて終わり。

        釦頭

 この頭の所ですが、ピンセットで強く締めて纏めて行きます。
 中々上手く行かないと、何回もやり直して作っています。小さな頭ですが良し悪しは自分で分かりますから、慣れている方でも神経を集中して作っています。
 既製品のボタンは付けたくないと思うようになりますよ。

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チャイナドレスは素敵だ 134

 日差しは春めいて来ております。季節の変わり目になると、何を着ようかとなりますね。
 今日の生徒さんは、夏物の仮縫いをするためにお見えになりました。
 裁断は慣れていますから、問題はありません。

       仮縫い1

 この紫がかった色の上着ですが、前身頃の突合せに紐ボタンを付けたいと言うことです。
 そこでご本人の希望をお聞きし、紐ボタンの形と大きさを決めました。
 手前に置いてある生地は糊が貼ってあります。糊の貼り具合は問題ありません。
 
  ボタンのことが済み、仮縫いになりました。

       仮縫い2

 前開きの上着ですから、楽に着られるように、ややゆとりを持たせたいと思います。
 脇と裾幅の広げや、袖繰りと、後ろ身頃の直しを説明。仮縫いは終わりました。
 少しお痩せになったようです。運動をなさっているとお聞きしました。

 次はこれから裁断する夏物の相談です。

       仮縫い3

 珍しい麻の生地です。これは普通丈のチャイナドレスにする心算だそうです。
 そこで夏物の襟の汚れを防ぐための重ね襟の裁断を説明しました。
 次回はこのワンピース型の仮縫いになるでしょう。楽しみです。

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チャイナドレスは素敵だ 133

 高齢になって指先が衰えて来ています。
 生徒さんへの説明も実際に自分の手で示すのも苦労をしています。1,2ミリの目を拾って縫ったりかがったりは指先も目もダメになって来て出来ません。
 今回はチャイナボタンの説明をして置きましょう。

 日本で売られている既製品のチャイナドレスに付けられている物は大体下のようなボタンです。

        紐ボタン既製品
 
 このような既製品は紐を使って作った物です。ネットでも安く買うことが出来ます。

 中国や台湾、また香港等でオーダーのチャイナドレスを見ると手の込んだ物が付けられております。

 チャイナボタンの作り方を簡単に説明をしましょう。
 材料は大体シルクサテンですね。先ず生地に薄く溶いた糊を貼ります。
 布地の表を下にして縦に置き、裏地に手前から少しずつヘラで真直ぐに先へと塗って行きます。
 その時 力を入れて塗ります。塗りながら徐々にアイロンを掛けて行きます。
 全体に糊が付けられ、乾いたら、正バイヤスに布地を切って行きます。
 例えばボタンの幅が4mmとしますと、その4倍幅の16mmに切って行きます。
 実際は幅の4倍を4倍にして切り、それを半分に切り、その切った物を半分に切ると4本の紐が出来ます。

 切った布地を四つ折りにします。合わせ目を細かく纏ります。
 まつった布地を色々な形にしてボタンを作ります。
 初歩的なボタンは下のような物です。もっと凝った装飾的なボタンは針金を入れて作ります。

        紐ボタン見本

 切った布で受ける方の紐と掛ける方の紐を作って一組のボタンが出来ます。
 シルクサテンばかりでなく、チャイナドレスと同じ布を使って作ることも出来ます。
 色の組み合わせは人それぞれですが、普通はドレスと同色の物が多いですね。

 糊を貼った生地を使ってドレス用のコサージなど作ることも出来ます。

        コサージ2

 これは木綿の夏物のドレスに付けるために余り布で作った物です。カスタムメードですよ。良いでしょ。

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プロフィール

相子

Author:相子
「相子の四方山話」へようこそ。
相子こと持永あい子は見たがり、聞きたがり、知りたがり。
2018年5月1日87歳となりました。物忘れ言い間違いは益々多くなり、足腰も弱くなって、杖が手放せません。気も短くなり今や老化を辿るブログになってきております。
長女夫婦とその娘(上の孫)二女夫婦とその娘(下の孫)が近所にいます。

趣味 旗袍(チャイナドレス) 

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