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2011-09

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潜水業

 母方の祖父は土佐の出です。小柄な体に生気が漲っていたような男でした。その祖父のことは従弟妹は全くと言って良いほど、知っておりません。
 長女の娘に生まれた私はネコ可愛がりされ、何事も特別扱いをされると言う幼児時代を送りました。
 祖父の仕事は潜水業です。
 火曜日の朝日新聞夕刊に掲載された記事は、私に遠い昔をオーバーラップさせて呉れました。

       南部潜り  沈没船

 3月11日の地震が発生した時、伝統の「南部潜り」の紺野光夫さんは海に潜っていたそうです。腹にドーンと衝撃が来た後、にごりが見えて「津波が来る」と直感。船に上がって全速力で沖に向かい助かったそうです。
 この南部潜りは昔沖で貨物船が遭難し、引き揚げのために千葉県から来た潜水士が町にとどまって潜水技術を伝授したのが始まりだそうです。
 祖父はその千葉県で潜水業を営んでいたのです。祖父の元には遠くは沖縄、そして伊豆や紀州などからも潜水法を習う男性がしょちゅう来ておりました。
 紺野さんが写真で身に付けている潜水服は、浜小屋の芝生のところに逆さにされ干されていたのを良く目にしました。
 男聚は食事の時、蓆を敷きその上でお櫃を囲み食べておりました。その姿が目に浮かびます。
 
 右の記事も左の記事の横に並んで掲載されたものです。アイルランド沖で沈没船が発見され、その船に銀178億円もが積まれていたそうです。祖父の話によりますと、潜水業は将に水商売だと言えそうです。
 引き揚げた船に予想以上の価値があれば大儲け。時には全く酷いこともあるそうです。また人も揚げることもあるそうで、そういう覚悟のいる商売だと言うのです。
 
 祖父が引き揚げた船は日本近海ばかりではなく、シンガポール、台湾、上海、ジャワ、サイパンなど太平洋を股にかけてと言っても良いほど広範囲になります。
 シンガポールで仕事をしていた時、私は中国青島におり、祖父が日本へ帰る時、ポケットモンキーを土産にして寄ると手紙を送ってきましので、それはそれは楽しみ待っておりました。どうしたことか祖父は日本へ直行してしまいました。
 
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プロフィール

相子

Author:相子
「相子の四方山話」へようこそ。
相子こと持永あい子は見たがり、聞きたがり、知りたがり。
2018年5月1日87歳となりました。物忘れ言い間違いは益々多くなり、足腰も弱くなって、杖が手放せません。気も短くなり今や老化を辿るブログになってきております。
長女夫婦とその娘(上の孫)二女夫婦とその娘(下の孫)が近所にいます。

趣味 旗袍(チャイナドレス) 

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