2017-02

« 12345678910111213141516171819202122232425262728»
entry_header

はばのり

 妹がお土産に「はばのり」を持って来て呉れました。随分長い間口にしておりませんでした。
 房総半島の最南端の方の海岸では冬になるとはばのり採りが出来、それはお正月の雑煮に使われていました。
 お雑煮に焼いたはばのりを揉んで入れて食べるのですね。
 そんなことですから、家によってはなくてはならない物なんです。
 
 年々採取量が少なくなっているらしく、一枚が1000円もしていることをネットで見ますと驚きます。
 一枚と言うのは板海苔の大きさより少し大きな物なんですよ。ですから高い物ですね。

         妹が持って来て呉れたのは5枚です。

             はば海苔

 この冬は千倉や白浜方面では全く取れず、どこの浦も駄目だと聞いておりました。西風が吹かなかったようです。
 はばのりは強い西風(偏西風)が吹かないと駄目だと言われています。
 妹の持って来て呉れたのは、偶々親戚から貰た物だそうです。

        今朝は焼いて味噌汁に入れて飲みました。

    はばのり焼き  はばのり味噌汁

 はばのりの焼き方は難しいのです。直ぐ焦げて仕舞いますから、緊張しますね。
 風味は海苔とワカメの中間と言って良いでしょうか。海苔ほど軟らかくありません。
 野趣があると言って良いでしょうね。美味しく、今朝は香りも味も堪能しました。

 昔々とまた言いますが、本当に昔ですね。初めてはばのりを採りに行ったのは小学校5年生の時でした。
 中國から帰国した冬です。部落の子どもと一緒に浜に採りに行きました。
 履物は足袋に藁草履です。岩に付いているはばのりを採るには、岩から岩へと渡ります。
 当然海水で濡れて仕舞います。冬の海岸は房総でも寒く、水は冷たいですね。
 藁草履でないと滑りますから、運動靴などではダメなんです。ましてや下駄なんてもっての外です。
 
 皆に嫌われないようにはばのり採りに出かけたのです。辛いと言うよりは虐められないようにと言う自己防衛本能でしょうね。我慢できました。
 夢中で採りました。はばのりを手で摘み取るのですが、その冷たいこと。思い出すだに良く行ったものだよと自分でも感心して仕舞います。

side menu

side_header

プロフィール

相子

Author:相子
「相子の四方山話」へようこそ。
相子こと持永あい子は見たがり、聞きたがり、知りたがり。
5月1日86歳となりました。何かと物忘れが多く、足腰も弱くなって、杖が手放せません。今や老化を辿るブログになってきております。
長女夫婦とその娘(上の孫)二女夫婦とその娘(下の孫)が近所にいます。

趣味 旗袍(チャイナドレス) 

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

フリーエリア

フリーエリア

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

MATERIAL

【背景、記事テーブル素材】
レースの壁紙
レースの壁紙 様

【素材の加工】
FC2blogの着せ替えブログ

Powered By FC2 blog