2017-08

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ゆっくりお休みなさい

 中国青島で学んだ小学校 その小学校に一緒にに通っていた海老沼みゆきさん(旧姓谷村)
 彼女と戦後初めて会ったのは1949年のことでした。
 大学の女子寮の私の部屋の向いの部屋に住んでいた九州出身の橋口セツ子さん
 彼女が「今日お客さんが来るので、ご飯を一緒に食べましょ」と誘って下さいました。
 食事が出来たとの声を耳にした私 狭い部屋の中に入って行きました。そこに座っていた若い女性
 顔を見た途端、私もその若い女性もお互い相手を指さすばかりで、声が出ません。
 やっと興奮から落ち着き声が出て来ました。「みゆきちゃん?」「あい子さん?」
 今あの時のことを思い出しますと、PCの前で目が潤んできます。あの驚きと感動 生涯忘れられぬ事柄です。
 青島の街では道路の両側は奇数と偶数で家が分けられて並んでいます。私とみゆきちゃんの家は格子の一マス違いの端です。
 彼女の家の前を通り学校に行きます。2010年私は青島に出掛ける時に彼女と楽しい話をしました。
 その後 あの二人を会わせてくれたセツ子さんのお墓詣りに甲府まで行きました。
 セツ子さんのご主人さまの強いご希望でした。本来は二人はご主人さまにお誘いを受ける前に行くべきことでした。
 お互い何かと忙しくもあったことで、延び延びにしていたのです。
 甲府の駅でご主人さまと落ち合いました。ご主人さまの案内で墓所に向かい、そこで墓石に埋め込まれたご夫妻の写真で久しぶりにセツ子さんと対面しました。
 ご主人さまは昔の白皙の青年の姿を彷彿とさせています。純粋な方です。若い時に何回かお会いしてはいましたが、ほぼ60年ぶりでした。

         みゆきちゃんと

 その晩はご主人さまの心遣いの宿に宿泊 甲府へ向う電車の中でも、また宿で二人になった時も話が尽きません。
 湯村温泉の温泉などどうでも良いわって感じで夜通し話し合いました。
 彼女とセツ子さん、そしてセツ子さんのご主人さまの生きざま その厳しかった道のり 想像を超える話です。
 翻って、セツ子さんの生涯を語るには戦後の学生運動から起こさなければなりません。純粋だった方の辿った一つの道でした。
 みゆきちゃんは子どもの時にバレエを習っておりました。強靭な身体と意志を備えた彼女ですが介護の仕事に就き働いていました。
 その後はご主人さまの介護 それが大きなストレスとプレッシャーとなったことでしょう。この数年は両手に杖と言う生活が続いておりました。明るい、強い女性 正義感に溢れていた彼女 
 昨日お聞きしたいことがあり、電話を入れました。お嬢さまが電話口で「母は17日に亡くなりました」と仰います。
 絶句してしまいました。このところ急いで行って仕舞った方が増えてきており、ご子息やお嬢さまからの電話と分かりますと身体が緊張します。私はそう言う歳になっているのです。
 みゆきちゃん お疲れだったでしょ。頑張って頑張って 良くここまで頑張られましたね。ゆっくりお休みになって下さいね。
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COMMENT

何と言う事でしょうか。言葉もでないというのは、そういうときの表現の一つかもしれないと思います。いずれ一緒に仕事をしようと誓い合っていた同士ともいうべき人がくも膜下出血でなくなった時、えっという声以外言葉になりませんでしたのを思い出します。
相子さんも、何事もほどほどにはできないとは思いますが、ほどほどでお過ごし下さいね。

生涯現役のブロガーであり続けて下さい。

暫らくご無沙汰しています。
みゆきさんの訃報、きっと驚かれた事でしょう。
小生もこの友、あの友がどうしているのかなと、
気になる歳(喜寿)になりました。
友と会うは別れの始めといえ、つらいですね。
あい子さんは、生涯現役のブロガーであり続けて下さい。

大切な友との別れは経験ありませんが、
さぞかし残念だったことでしょう・・・
そしてそれをお知りになる場面にもお察しいたします。

急逝でした

りょうこさん  ようこそ
一瞬言葉が出ませんでした。大きな悲しみです。
小学校2年生からですから。
有難うございます。ほどほどで行きたいと思います。

ブログは続けたい

ワールド・トラベラー(高) さん  今日は
友達はもう集まりにも集まらなくなって来ております。
高さん喜寿ですか。お元気でいいですよ。
先の旅行もしっかり回って来られたし。
何時も励まし応援して頂き有難うございます。

ハイ 辛いです

ちゅんごさん   今日は
毎年同世代の友人が減って行きます。
80歳をこしましたら、それが速まって来ております。
生きていることの有難さが身に沁みます。

生物は誕生した時から終末を目指して入っているのだとは頭では思うのですが、切ないですね 御心中お察し申し上げます

私も何人か親しい友・身内送っておりますが言葉が無いですね

お気をしっかしもって下さい

辛いですが堪えて

EGUTI YOUSUKEさん  今日は
ハイ 有難うございます。
門松や冥土の旅への一里塚なんて言いますからね。
この歳になりますと、辛くても仕方がないと受け止めています。
でも思い出すと涙が出て来ます。

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相子

Author:相子
「相子の四方山話」へようこそ。
相子こと持永あい子は見たがり、聞きたがり、知りたがり。
5月1日86歳となりました。何かと物忘れが多く、足腰も弱くなって、杖が手放せません。今や老化を辿るブログになってきております。
長女夫婦とその娘(上の孫)二女夫婦とその娘(下の孫)が近所にいます。

趣味 旗袍(チャイナドレス) 

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