2017-05

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ホイコウロウと雑談

 ホイコウロウは回鍋肉と言う中華料理ですね。普通の中華料理店では大体ありますね。
 先日中国語の老師と食べ物談義をしていました。その時偶々回鍋肉の話になりました。
 自宅で作ったことがありませんでしたので、作り方をお聞きしました。
 肉の処理だけを教えて頂きました。 そこで後は自分で調べて作って見ました。

       ホイコウロウ

 この料理に使う肉は豚のバラ肉です。老師は皮が付いていると尚良いと仰っていました。
 北辰の帰り道に寄った店に、国産のバラ肉の塊が出ていました。それも皮が薄く付いているのです。
 何だか気分に合ったかのようです。それも安くですよ。
 これは作らなければまた先伸ばしになって仕舞います。買って来ました。

 バラ肉は塊のまま茹でます。串で刺してみて血色の液が出て来なくなったら取り出し、熱い内に薄切りにします。

 料理を作る人はご存知だと思いますが、回鍋肉という料理は先ず材料のキャベツなどを炒め、それを一旦鍋から取り出し、空いた鍋で茹でたバラ肉を炒め、其処に先に炒めたキャベツ等を戻して炒めて仕上げると言うものです。
 茹でた肉を鍋に戻す。回鍋がその意味なんですね。

 調味料は甜麺醤・豆板醤・醤油・酒です。大蒜は控えめ、仕上げに鶏油を一匙混ぜました。
 美味しく出来ましたが、バラ肉は老人には少し固く感じました。
 
 昨夜も長女が食事が終わった時にやって来ました。
 早速残りを食べ始めました。「美味しいじゃない。おばあさん上手!」 「ねえ お肉固くない?」
 「固くないよ。普通」 「大丈夫?」 「大丈夫よ」 「でも今度は肩ロースでも使おうかしら」
 「でもそうすると味が違うのではない?」 「そうね。じゃ矢張りバラかしら」

 戦時中でしたが、昭和18年頃ですね。町に一軒の肉屋がありました。屋号はあるのでしょうが豚肉しか売っておりません。町の人は「豚屋」と呼んでいました。 
 その豚肉ですが、何時も売られているわけではないのです。どう言う事情か分かりません。
 統制品で本来少しずつでも配給にする物だったのかも知れません。
 
 豚肉が売られると言う情報が分かると、買いに行くのです。それも必ず朝方なんですね。
 朝方目が覚めると、急いで店に行かなければなりません。
 小学校6年生の私はそのお使いに行くのです。提灯をぶら下げ急いで暗い道を歩きます。
 確か20人位の人が買えたような記憶です。何だかお店のお婆さんが威張っていましてね。
 
 物資のない時ですね。豚肉は宝物のような食品でした。 
 ですが昭和19年にはもうその肉も買える状況ではありませんでした。

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COMMENT

なるほど

相子様 おはようございます☀
まだちょっと冷えますが、お日様輝くうれしい朝です。。
今回もまた、たくさんのことを知りました。ありがとうございます。
これからは、肉の部位にも関心を持ちたいです。
子どものころの一番のご馳走は、鶏肉だったような気がします。

そうです

jyouganji さん  お早うございます
ハイ 我が家でも鶏肉はご馳走でしたよ。
中国では普通は肉と言えが豚なんです。老師は使い分けは良くご存知です。
でも家庭料理は食べやすくアレンジして良いと思います。
私も料理によっては多少は使い分けています。

こんにちは。

いつもながら、上質な食文化に触れる思いです。

しかも常に研究熱心なこと、一回り若い小生も見習わなければと思う次第です。

まだまださまざまな食材への知識が浅く、苦手な料理も多々ある小生。
毎回のお料理を拝見するたび、感心しております。

非常に勉強になります。

野菜が羨ましいです

NANTEI さん  今日は
そう仰って頂きますが、私は自家製の野菜はありませんから、何時も羨ましく思っております。
食文化と言えるような物ではありませんが、安心、安全を目指して作っております。

回鍋肉ですかよく食べるんですが、作り方は知らなかったですよ、これで今度はウンチク言えそうですよ、

食料が統制品はきついですよね、田舎はまだよかったんだろうが都会はきつかったと想像できますよ

現在でも子供が御飯を食べられなくて各地で給食食堂をやってますが子供受難の時代ですよ、悲しい事です

親子の会話が素敵ですね。楽しいし、張り合いでしょ。
食べること大好きなお二人ですものね。

小学生の女の子が暗いうちにお使いに行くとはびっくりです。
しかも提灯ですか?
子供心に家族が大切だったのでしょうね。

名前が面白いですね

EGUTI YOUSUKE さん  今日は
回鍋肉の肉は一旦中華鍋で茹でますから、それで回(戻す)という字が使われるのですね。キャベツ以外にも彩りにピーマンなども良く入れますね。

戦時中の食糧難は私が帰国した頃から、そろそろ始まっていましたね。子どものお菓子も配給で、毎月一回配給でした。南方から砂糖が来なく、自由に買えなかったのですよ。
女学校でも2年生は学校工場で働いていましたから、成田の羊羹が配給になり、1年生は貰えず、私達は上級生の羊羹が羨ましかったです。

子どもの貧困や食事の問題は深刻ですね。

悲壮感はなく

ofujisan さん  今日は
いづみも魚好きですから、意見が合います。

私は祖父母の所に帰国しましたから、手伝わなけれと言う気持ちの方が大きかったですね。怖いものはなかったですね。

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Author:相子
「相子の四方山話」へようこそ。
相子こと持永あい子は見たがり、聞きたがり、知りたがり。
5月1日86歳となりました。何かと物忘れが多く、足腰も弱くなって、杖が手放せません。今や老化を辿るブログになってきております。
長女夫婦とその娘(上の孫)二女夫婦とその娘(下の孫)が近所にいます。

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