2017-11

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私的明大昔話 19

 二部学生課長は講道館柔道六段[高段者会」のメンバーでもありました。館山のヨットの話もですが、とても面白い人物でした。
 私にとっては後々考えて見ると良い課長だったと思います。
 管理者としてはただ立場が微妙なんですね。一部の学生課長が学生諸費と言うものを一括して持っておりましたから、積極的に何かを仕切ると言うことが出来ません。
 そうなりますと自然に一部の下と言う感じですね。
 
 当時5万円以上の仕事をする場合は稟議書を出します。課長は学内に住んでおりましたから、定時より早く出勤して来ます。
 二部は3時から勤務です。稟議書は昼の事務の時間に出しに行くので、私も少し早めに部屋に行きます。

 私の机の引き出し おかしいな? また課長かな。と思い「誰が引き出しを開けたのかしら」と課長に聞こえる程度に呟きます。
 課長の方を向きますと、回転椅子を回して私に背を向けています。如何にもそうだけれどそうではないよ。と子どもみたいです。
 稟議書が出来ているかどうかが心配なんですね。
 大学祭の助成金は50万円ほど。それが一番大きな金額でした。これの会計報告も学生から決算書を出して貰うことが出来ました。

 そんな課長ですが、私が座っていますと、横を通る時私の首に腕を回し、絞めるような柔道の技をします。
 私は課長の腕をポンポンと叩き、参ったをします。「あいちゃん 元気かね」と栃木弁で声を掛けます。
 
 就職して翌年 昇格試験を受けました。そして昇格。また数年後の昇格試験も合格。
 課長はきっと考課を良く書いて呉れたのだと思います。

 書記補に昇格した時、辞令が臨時雇員からの昇格と分かり、それまでは臨時雇員だったのかと驚きました。
 男性は昇格すると名刺を作って呉れます。それが私には来ないのです。それで私は自分で自分の好きな名刺を作りました。 
 女性差別のような感じですね。当時女性が対外的に名刺を使うと言うことはないと決めていたような時代ですね。
 ですが課長は全くそれがないと言っても良い位で、私に学生の夏の地方での活動を視察する出張もさせたのです。
 長野県の箕輪と言う所で二部法学会の無料法律相談会が開催されると言うので、同行しました。

 多くの学生に接し、私は勉強させて貰いました。そしてそれが新しい部署への基礎となったのです。

       駿河台空中写真

     写真は明大資料史センターから

 上の写真の左に体育館が見えます。正門から入って行き、左奥へと進みますと体育館です。
 そこに柔道場がありました。課長はそこで仕事が済むと課員を柔道の練習に誘います。
 私にも受け身の練習をさせます。
 それが私が柔道初段と言う噂になったのですね。ある日金坂と言うヤクザのような校友が傍に来て「先輩!初段だそうですね」と言うのです。
 驚いて課長に報告しましたら「そう思わせて置け」と言うので、暫くは柔道初段者になっていました。

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COMMENT

葉山さんですか?

やっと 少しずつ分かる世界になりました。

違います

三浦昭生さん  今日は
分かってきましたか。昔を思い出して下さい。
段々卒業頃に近づいてきますよ。

課長さん、なんとなく魅力を感じます。
子供心がいっぱいの方のようで。働きやすかったのではないですか?
ご自分の身分に気がつかなかったとは、驚きですね。
まだそういう時代だったということででしょうかね。

これは愉快なお話ですね(笑

箕輪町にも来られたのですか
私は毎週日曜日の夜は箕輪の長田荘って所に行ってますよ。例の故郷何とか金で掘った温泉が有るんですよ
相子さんがお見えになったころは当然なかったですが田舎で驚いたでしょう

まさかでしたね

ofujisan さん  今日は
確かに勤め始めた時、辞令は貰ってはいませんでしたが、臨時雇員とは驚きました。
チャンと給料もボーナス貰っていましたからね。
課長は学生が私にぞんざいな言葉使いをすると叱るのです。
定年後栃木に会いに行きましたら、預かり金の時のことを覚えていて「あいちゃん悔しがって泣いたな~」と改めて慰めて呉れました。

あの一億円ですか?

EGUTI YOUSUKE さん  今日は
そんなに近い所なんですか。
そうでした。本当に農村でしたね。宿は一泊500円で、傍でお給仕して呉れるのです。
箕輪で食べて胡瓜の粕和えが美味しくて、忘れられません。
箕輪から学生と一緒に上高地に行き、泊まった白骨温泉でソバに目覚めました。

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相子

Author:相子
「相子の四方山話」へようこそ。
相子こと持永あい子は見たがり、聞きたがり、知りたがり。
5月1日86歳となりました。何かと物忘れが多く、足腰も弱くなって、杖が手放せません。今や老化を辿るブログになってきております。
長女夫婦とその娘(上の孫)二女夫婦とその娘(下の孫)が近所にいます。

趣味 旗袍(チャイナドレス) 

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